【業務用機器と民生用機器】
それぞれのニーズに合わせた性能を兼ね備えており、もちろん民生機は民生機、業務機は業務機と住み分けをされています。
(主に民生機が業務機の立場を奪ってしまわないように。)
とっても簡単に説明致しますと…
業務機
↓
ハイエンドユーザー向け民生機
↓
ファミリー向け民生機
といった感じですかね。
業務機の主な特徴と致しましては、
①センサーサイズが基本的に大きい(スーパー35mmやフルサイズなど)。※1
②ポスプロ前提(ポスプロが絶対に必要)の映像記録。※2
③ダブルスロットによるバックアップ記録ができる※3
④キャノン端子(XLR端子)があり、外部マイクの取り付けが可能。
※1:センサーが小さい物があります。主にレンズ一体型のカメラはその傾向があります。
※2:ダイナミックレンジを生かしたLogガンマやRAWデータ記録。カラーグレーディングの必要な素材での記録など。
※3:中には出来ないものもあります。
そんな業務用カメラはどれほど頑張っても最低50万円以上!!
そこまで高い金額のカメラなら…
「プロが使う機材は違う!」
「綺麗な画質!映画やドラマで見るような背景がボケた映像!」
「TVCMや映画でも使われてるんでしょう?」
と、いう風に思われていらっしゃるのではないかと思います。
【そんな中登場したGH5】
ハイエンドユーザーの方は「スゲー!よっしゃー!!」と雄叫びを上げたでしょう。
プロの方は「え!?マジで!?いや、でも…えー。すごいねパナソニックさん。」と思った事でしょう。
Panasonicから発売されたGH5。
その性能は業務機そのもの(主に上記②と③の部分、オプションパーツで④を保管。①に関しては人それぞれという事で…)!!
■□■!注意:ここからは少し専門的なお話になります!■□■
■□■まとめだけ聞きたい方は、以下の「まとめると?」まで飛ばしてください。■□■
「何がそんなに凄いの?」
「③の必要性は分かるけど、②って具体的にどう変わるの?」
とお思いの方が多くいらっしゃると思います。
ここで少し詳しく解説させて頂ければと思います!
(あくまで私個人の解説ですので、誤りや言葉足らずな部分があると思いますが、ご容赦下さい。)
と、言いたいところですが、ここから先がとても長いので、ブログ記事をいくつかに分けようと思います。
以下の3点を解説いたします。
①4:2:2 10bit 内部記録の「4:2:2」
②4:2:2 10bit 内部記録の「10bit」
③V-log L
いや、まさかココまで長くなるとは想定しておりませんでした。
とりあえず今回はここで一旦終了させて頂きます。
次回は4:2:2についてお話し致します。
少し業務向け、マニア向けなお話になりますので、ご興味ない方は飛ばされて下さい。
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