phase 1:google「スマホ対応サイトを検索結果で優遇(上位表示)」
ウェブサイトのスマートフォンへの対応が迫られた昨年。
phase 2:動画の情報量と時代のニーズ。
それに伴い動画の活用と導入が始まった昨年末。
phase 3:YouTuberの認知度アップや動画世代の人たちへ向けて。
動画の活用視野が広まった今年初め。
phase 4:特別な物から
そして動画という物が多くの方に普及した今。
皆様が導入した動画は「しっかり活きていますか?」
phase 1が訪れた際、多くの方はスマートフォンへの対応に迫られました。
現在では多くの方がしっかりとスマートフォンに対応出来た事でしょう。
その際、こういったご提案があったのではないでしょうか?
「これを機に、動画を導入してみませんか?」
ホームページのトップや背景に動画を埋め込む事や、YouTubeへ会社紹介動画を掲載など、動画を導入するきっかけが皆様に訪れた事でしょう。
しかし、今その動画で目的を達成出来ていないという声もよく聞きます。
「YouTubeに動画コンテンツを掲載」
近年では一番多い動画導入パターンであり、皆さんが「動画」と聞いてイメージしやすい物でもあるかと思います。
今の10代。特に小学生、中学生には、YouTubeはテレビ=YouTubeといった感覚です。
つまり…
一方の広告費は数百万円。
「TVCMで私たち企業の動画が流れるよ!」
一方の広告費は無料。
「YouTubeで私たち企業の動画が流れるよ!」
この2つは今の10代にとっては、どちらも同じような物として認識しています。
次に、大学生や20代前半の一人暮らしをされている方はどうでしょうか?
こちらの世代は「テレビ自体が家にない」という方が多くなって来ています。
これではどうしようもありません。
AbemaTVやYouTubeなどで気になる物だけ、面白そうな物だけ見るといった感じです。
しかしそこよりも魅力を感じる対象はSNS。
特にインスタグラムやTwitterです。
今の若者層からするとFacebookは「おじさんおばさんの憩いの場」として認識されているようです(悲しいですね)
平成生まれは「見た目」を重視する傾向にあり、一般的な有名人ではなく同じ世代や地域の人はみんな知っているようなプチ有名人みたいな感覚を目指しているようです。(意図してではないと思いますが。)
Facebookは「意識が高い自分」といった感覚に近い部分があるのではないかと思いますが、インスタグラムではフォトジェニックな物を重視する傾向にあります。
「見栄えがするかどうか」という事です。
こういった方々に届けたい内容はYouTubeやTVCMではなく、SNSへ動画を投稿する事を強くお勧めします。
この場合、SNSに動画を投稿するだけではなくしっかりとSNSを運用して下さい。
そうする事により、しっかりとサービスや商品に価値を持って頂くファンが付く事に繋がります。
多くの方に届けるには、どちらかを導入するだけでは効果を得る事が難しく、どちらもしっかり活用して行く事でウェブ動画の力が強くなります。
また、「YouTubeに動画を投稿する事でSEO対策になります!」という触れ込みがありますが、これは半分正解で半分間違いです。
確かに、YouTubeに動画を掲載する事で、検索ワードに引っかかる対象が増え、多くの方の目に止まる機会が増えますが、1本や2本では大幅な効果は得られません。
YouTuber感覚の導入なのかもしれませんが、しっかり効果を発揮させるためには以下の条件が大きく関わって来ます。
1:投稿数
1本や2本の投稿ではピンポイント検索でしか引っかかりません。
50本や100本でようやく「福岡 〇〇」などの検索ワードに引っかかるようになります。
2:定期的な投稿
1週間に1本
2週間に2本
など、定期的に動画を投稿し続ける事により、YouTubeやgoogleのサーチロボット(正式な名称は分かりませんが、AIがウェブサイトやYouTubeの評価を下しています。)からの評価を得る事が出来、あなたの動画の品質への信頼度が高くなります。
この事から、1本メインとなる動画を導入し、その後お客様を引き付けるサブの動画コンテンツを数多く生産する事が重要であると言えます。
「動画を作っても効果が無い」のではなく、「動画を様々なコンテンツと組み合わせる事により、もっと効果を発揮できるコンテンツを生み出そう」という事です。
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