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4:2:2 10bit 内部記録の「10bit」について。


◇そもそも10bit とは何を表してるの?

>ビット数とは、画像の中に含まれる”色の数”を表しています。

8bitでは、RGBのそれぞれに対して0~255までの間の階調(トーン)が記録されます。

R 0~255(256階調/輝度)

G 0~255(256階調/輝度)

B 0~255(256階調/輝度)

つまり256段階で明るさのグラデーションを記録できるという事です。

しかし、グラデーションは無限です。

例えば快晴の夕暮れ時、暗い青から薄い青・濃い赤色から薄いオレンジ色までを、256階調で記録しようとした場合、どうしてもスムーズ・滑らかなグラデーションでは記録出来ません。

しかし今回表題にも上げている10bitでは、階調がさらに細かく1024階調で記録することが可能になります!

そう、より滑らかなグラデーションを実現する事が可能となるのです。

とは言いましても、撮影したそのままの映像素材では8bitであれ10bitであれ、ほとんどその差は気にならないでしょう。

Q◆結局何が変わって、何に影響してくるの?

しかし大幅なグレーディング(色調補正)やグリーンバック撮影。

派手なエフェクト(特に映像の明るさが変わる様なものなど)を使用する際などには、10bitの滑らかなグラデーションと色の情報がしっかりと保持できていると品質保持に貢献します。

とりあえず…

グラデーションがとても滑らかに表現出来ます!

それだけ覚えて頂ければ取り急ぎは問題ありません。

ちなみにカメラのセンサーは12bitで捉え、それを8bitや10bitにカメラ内部で圧縮しているそうです。

写真のRAWでは14bitや16bitなどもあります。

今回は短めの説明でしたが、ご理解いただけましたでしょうか?

前回お話致しました4:2:2や4:2:0などのカラーサンプリング方式と、今回お話させて頂きましたビット数を理解し、より撮影に適した機材を選択できるようにしましょう!

ん?GH5の話題はどこに行ったのかって?

では次回は「GH5の気になる点(メリットとデメリット)」を記事にさせて頂きましょう!!(多分)

画像参照:http://www.pc-blog.info/archives/6134265.html

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