道具や機材について色々と書き連ねてきましたが、今回でそれも終了です。
今回は登った道筋を元に解説を進めて行きます。
①富士山駅から富士スバルライン5合目へ
ジェットスターで福岡空港から成田空港へ。
成田空港→東京駅→富士山駅へと移動しました。
福岡を11時くらいに出発して富士山駅に到着したのが17時くらいなので、約6時間程度の移動。
なかなか時間がかかっちゃうんですよね…
この日の宿は「富士ステーションホテル」
富士山駅まで徒歩…というより敷地内から駅が見えました!
※写真は富士山駅屋上のビュースポットより。
1泊の料金がシングルで¥7,800(朝食付き)
部屋からは富士山が観れるというなかなか素晴らしいホテルでした。
前日に購入した水2Lをハイドレーションに移しホテルを出発。
富士山駅から富士スバルライン5合目行きのバスに乗車。
10時45分、5合目に到着。
②早速のぼり始めよう!…の、その前に。
富士山の富士スバルライン5合目では、すでに標高2300m程あります。
福岡県で一番高い山の背振山でも1054m。
(ギリギリ英彦山まで入れると1199m)
そう、5合目にも関わらず1000mも高いのです。
さらに、この場所へ高速バスで向かうので、通常の登山と違い身体がゆっくり高度に慣れていく時間がありません。
5合目に降り立ちスグに登り始めてしまうと、身体の対応が追い付かず、めでたく高山病になってしまいます。
これではせっかくの富士登山が台無しです。
ではどうすれば良いのか…
高度に順応するためには30分〜1時間ほどその標高に滞在すること。
これだけで良いのです!
この時間が後々大きく影響してきます(とはいっても初心者なので比較した経験はないのですが……)。
さらにスバルライン5合目には様々な施設や小御岳神社など観光にはこと欠きません。
他の方が登った際のブログや記事などを参考にさせて頂きましたが、どの方もやっていることが高度順応を兼ね、5合目の施設で昼食を食べるということ。
私も例に倣い、富士急雲上閣のレストランにて昼食をとりました。
以前、英彦山に登った際、昼食にご飯物を入れると自分の身体には合わないと感じたので、今回は富士山醤油ラーメンを食べました。
③いざ!山頂へ!!
登り始めてすぐ感じることが一つ。
他の山々に比べると比較的緩やかな傾斜でスタートするということ。
まだ背の高い草木が生い茂っている場所もあり、かなりゆったりとした時間を過ごせます。
と、そんな風に楽しんでいると早くも6合目に到着。
ここからは本格的な登山がはじまって行きます。
日陰はなく、ゴツゴツとした岩や、大小滑りやすい砂が登山客をお出迎えしてくれます。
6合目に到着した瞬間、「あっ…これ山頂まで登れないやつかもしれない…」と思ったのは私だけではないはず…
そうであってほしい…
と、こんな調子で7合目、8合目、9合目と進んでいくのですが…
7合目を過ぎて以降、とにかく山小屋が多い!そして感覚が短い!
7合目〜8合目の間に8小屋。
8合目〜9合目の間に9小屋+救護所がある。
個人的には山小屋に到着するたびに10分くらい休憩を取っていれば、無事に登頂できるような気がします。
④宿泊の注意
ただ歩くだけでも息が切れ始める高さになってくる7合目以降。
なんとか私は本8合目にあるトモエ館に到着。
宿の寝床は大型2段ベット構成になっており、各段に約8名が眠ります。
1人あたりのスペースはモンベルの1人用寝袋くらい。
食事はネット予約の際に同時に注文していたカレーライス(ハンバーグ付き)!
基本は中辛だそうですが、お子様用に甘口もご用意されているとのこと。
8合目の時点で見える景色は絶景。
雲とお友達になれそうな距離感での歯磨きは最高の爽快感でした!
と、ここまでは良かったのですが…
夜19時
眠りにつこうと努力を始める…
夜20時
眠れないまま1時間が経過。
夜21時
あれ?これって高山病じゃない?
慌てて小屋の外に飛び出して30分…
体調は無事に回復。
実は、小屋の中は多くの人が出入りし、就寝しているため酸素が薄い!
まさかの山小屋の中で高山病に…
さらになってしまった後の具合の悪くなる速度の早いこと早いこと。
あっという間に吐き気が私の身体を襲いました。
このタイミングで私は山頂でご来光を見ることを諦めました。
無事に下山し、帰宅出来てこその登山だからです。
なんて言いつつも食欲はあり、深夜にカップラーメン。
天の川を望みながらね…
⑤そして…
その後、気づいたら宿の寝袋の中で眠りにおちていましたが、
山小屋内のアナウンスで目を覚ましました…
「4時??分…ごらいこうが……」
はっ!?ご来光!!
これまた慌てて寝袋から飛び出し、クリスマスのプレゼントめがけ走る子供のようにご来光を観に行きました…
そこから見えた景色は、この宇宙と地球の誕生と、その神秘を感じるような景色でした。
朝ごはんを山小屋の中で済ませ、高山病からも回復した私は山頂を目指して出発!
ここからは1歩1歩の歩みで息が切れてしまう状況。
途中で出会う方々に抜きつ抜かれつしながら無事山頂へ!
⑤この流れを一気に動画で…
⑥まとめ
いかがでしたでしょうか?
みなさんにもぜひ、安全に富士登山をしていただき、そこからしか見えない景色をみてほしいと思います!!
Comentarios