そんな事はない!!
……これにて本日のブログは終了しました。
何て事はありませんけどね(笑)
いつもご覧頂いている皆様、こんにちは。
はじめましての皆様も、こんにちは!
9月に入り、あと3ヶ月で今年も終わりになってしまいますが、
今年中にやらなければいけないこと、やるべきことは、お済みですか?
そろそろ子供の運動会や文化祭、卒業式や入学式、受験など、
様々な行事が巡り出す季節でもありますよね。
そんな世間が騒がしくなるこの時期に、
カメラ好き、プロカメラマンや映像制作の方面が騒がしくなるカメラが発表されました。
EOS 5D Mark IV
どうですか…本体価格約43万円!!
…本体の性能もモンスター級ですが、価格もモンスター級…
このモンスターカメラが販売され中、私はお客様にこんな事を言われました。
「画素数多い方が綺麗ですかね?やっぱりカメラは新しいカメラじゃないとダメですかね?」
確かに私も昔は「画素数が命!」「新しいカメラは正義!」みたいな感じで思っていた時期がありました。
しかしカメラの事を知るに連れ、全然そんな事はなく、むしろ一つ二つ前の機種に素晴らしい機種があるという事を知る事になりました。
本日は
「高いカメラじゃないとダメだ。」
「新しいカメラの方が良いに決まってる。」
「画素数がカメラの良し悪しを決める。」
という事をカメラに対して思っている方向けに文章を書いて行きますので、しばらくお付き合い頂ければと思います。
【必要な画素数】
まず、みなさんがご覧になっているテレビ。綺麗ですよね?
汚い?まずは画面を拭きましょう………はい、それで大丈夫です。
では、みなさんがご覧のテレビの画素数は、どのくらいの画素数でしょうか!
Thinking Timeです。
(現在は地上デジタル放送です)
…
……アナログ放送「約35万画素」
………
…………
……………
…………
………ハイビジョン画質「約92万画素」
……
…
現在の地上デジタル放送は……
約156万画素!!
フルHDでも…
約207万画素!!
以外と少なく感じた方の方が多いのではないでしょうか?
それもそのはず!普段売られているデジタルカメラは、平均して約1800〜2000万画素という性能であり、そういった数字を目にする機会が増えているからです。
ちなみにA4サイズに印刷する時に必要な画素数は、約400万画素あれば十分な印刷結果が得られると言われています。
今回発表された5D Mark IVは約3040万画素!!
そう。印刷はせずスマートフォン・SNSで楽しむのであれば、そこまでは必要ありません。
もちろん、画素数というのはセンサーの中に詰め込んだ数が多いほど高画素になりますが、逆に画素数が上がると生じるデメリットもあります。
画素数が多すぎると1画素の面積が狭く密度過多になり、画素が光をたくさん取り込むことが難しくなります。
結果ノイズが乗りやすく、色の飽和・にじみなどが発生しやすくなります。
また、高画素ゆえに起こるブレもあります。
撮影者の腕が問題ではなく、カメラ内部のミラーが動く事で発生する衝撃により、画素単位でのブレが発生します。
さて、画素数に関してまとめは「画素数が高ければきめ細かく画素の高い写真になりますが、ノイズや色など犠牲にする部分が発生し結果として画質を落とす事につながる。」
画素数≠画質 です。