『レンズが変わると何が変わるの?』
まず前回の2種類のカメラはレンズが交換出来ます。
では、レンズが変われば一体何が変わるのだろうか…
□画角と焦点距離が変わる
焦点距離とは、レンズの中心から焦点(ピントが合う場所)までの距離という意味なのですが、みなさんは「広角」や「望遠」という言葉の方が親しみが沸くのではないでしょうか?
画角とは、写真に写される範囲の事を指します。
『それはどこを見たら分かるの?』
基本的にレンズの事なのでレンズに表記されています。
レンズの正面やレンズ側面に18-55mmなど『数値mm』で表記されています。
早速確認してみましょう。
□『広角』や『望遠』レンズはどれ?
一般的に言われている『広角』や『望遠』と呼ばれているレンズに数値を当てはめると以下のように分類されます。
◯魚眼レンズ or 超広角レンズ
12mm以下で表記されているレンズは魚眼レンズ。
もしくは超広角レンズに分類されます。
◯広角レンズ
18mm、24mm、30mmやその間の数字で表記されているレンズは広角レンズとして扱われています。
各社から発売されている『レンズキット』と呼ばれる本体とレンズがセットになって販売されているレンズは、基本的に18mmや表記されています。
◯標準レンズ
35mm、50mm、85mmと表記されているレンズは標準レンズとして扱われています。
◇なぜ、標準レンズと言うのか
少し話はそれますが、なぜ標準と言われているのか。
基準は諸説ありますが全てにおいて「注視していない時に肉眼で視認できる視野に一番近い」と定義されています。
肉眼に近い画角については28mm、35mm、50mm、85mmなど様々な説があります。
◯望遠レンズ
100mm、135mm、200mmやその間の数字で表記されているレンズは望遠レンズとして扱われています。
Q:18-55mmや55-200mmのように2つの焦点距離が書かれてます。
A:ズームレンズはそのように表記されます。このレンズの広角側はここまで、望遠側はここまで。といった感じですね。
□ F値(絞り値)や被写界深度が変わる
F値(絞り値)とは、F1.8やF2.8。F3.5やF5.6と表記されており、
焦点距離の数字の横に一緒に表記されており、”F 数値”で表記されます。
この数字か小さいほど明るく撮れるレンズであり、
光学ファインダーの場合はファインダーの中も明るく見やすく、
ボケを活かした写真を撮影しやすくなります。
被写界深度とは、ピントが合って見える範囲のことです。
この範囲が広ければ広いほど『被写界深度が深い』といい、
この範囲が狭ければ狭いほど『被写界深度が浅い』と言います。
また、ピントが合って見える範囲は手前が浅く、
奥になるに連れ深くなるという特徴があります。
Q:F3.5-5.6と表記されていますが、これもズームレンズだからですか?
A:はい、その通りです。このレンズの広角側はF3.5まで、望遠側はF5.6まで明るく出来ます。といった感じです。
さて、多少おおまかですが、今回で本体とカメラそれぞれの特徴が分かりましたね。
これで初めて買うカメラの特徴が買う前に分かります。
しかし、それでも数多くあるカメラの中から探すのは大変ですよね。
なので次回は私のオススメのカメラをご紹介致します。
ですが今回の最後と次回の最初に述べさせていただきますが、
『自分が使いたいと思うカメラを選んでください』
ですがそれが写真を長く続ける為に大切な事です。
それでは、また次回♬
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