さて、前回と前々回で登山ウェアとザック。
「三種の神器」について解説してきました。
今回は実際に必需品とされているものをリストアップし、実際に私が使用した際の使い心地やオススメ度を交えながらご説明させて頂きます。
とは言っても、今回のリストは画像データです。
ダウンロードして、参考資料としてご活用頂ければ幸いです。
富士登山の装備・持ち物リスト(解説付き)
その他に役立ったもの
個人的には飲料水の項目で少し触れた「ハイドレーション」にとても助けられました。
①わざわざバッグを下ろさずに水分補給が出来るということ。
②大容量を持ち運べるということ。
③飲んで行くと量が減り、スペース的にも重量的にもに軽量化が計れるということ。
水分補給の入れ物はプラティパスのようなソフトボトルを本当にオススメします。
最初の方は飲み辛く感じるかもしれませんが、慣れれば簡単。
ただし、これらのデメリットは洗い辛いため不衛生になりがち。
しっかり洗いたい方や、処理が面倒だという方は、ナルゲンなどの軽くて丈夫なプラスチックボトルがオススメ!
水だけでなく食料品を入れておくこともできるので、用途も広がります。
さらに、このハイドレーションとの組み合わせがベストマッチだったサプリメント「アミノバイタル GOLD (顆粒タイプ)」もオススメしたい!
だがこれは諸説あるので、普段使用している人や気持ち的にサポートが欲しい方にオススメします。
と、言うのもアミノ酸「神話」を効果あり、効果なし、として考える人がいるから。
専門家ではない私の感覚で語らせていただけるのであれば、効果はある。
だがしかし、それは回復薬ではなく、飲んだ時より飲まない時の方が疲れが残りやすいと言うレベルのお話。
もう一つはサポーター類です。
私は間に合わせで現地のダイソーにあった膝サポーターと足首サポーターを購入しました。
正直、そこまでの効果は期待していませんでした。気休めになれば…程度にしか考えていませんでした。
しかし、足首サポーターがとっても効果を発揮!
もちろん膝サポータも活躍しましたが、足首を支えてもらえることで疲れずに下山ができました。
(足首のサポーターは一発でボロボロになりましたが……)
カメラ類を持って行きたい方は…
富士登山者の多くはこう思っているのではないでしょうか? 「せっかく登るんだから綺麗な景色を綺麗に残したい!」 分かります。 私も同じ気持ちでしたし、映像もたくさん撮影しました。 そして身をもって感じました。 「カメラはミラーレスにしなさい……」と。 かく言う私はパナソニックのGH5で映像を撮影。 レンズはシグマの18-35mm F1.8にマウントアダプターを付けて使用。 仕事でもよく使っている組み合わせだったので何の迷いもなく選定しましたが、ここで悪夢を見ることになるのでした… 「あれ?ちょっと重いぞ…」 そう。 地上では普通でも、山では「ちょっと重い」のです。 この「ちょっと」が時間が経つにつれ、響いてきます。 本体の重量はそこまで重くないのですが、問題はレンズです。 レンズ重量 812g 本体重量 644g 総重量 1,456g マウントアダプターやバッテリーも含めると約1.5kgの鉄の塊が完成します。 1.5リットルのペットボトル飲料水を持っているようなものです。 これをパナソニックの「LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH/POWER O.I.S」へ変えていたならば… レンズ重量 304g 本体重量 644g 総重量 948g 508gも軽量化することが出来たのです。 マウントアダプターも使用しないのでもっと軽くなります。 さらに純正ならではの恩恵があり、より強力な手ブレ補正を使用することも出来ました。 焦点距離も18-35では35mm換算で36-70mm。 フォーカルレデューサー付きなため25.56-49.7mm F1.2。 もちろんF値が明るいに越したことは無いがマジックアワーや夜間の撮影をしない限り、ここまでの明るさは必要ないです。 現に私は常にNDフィルターを使用し、F4〜F8の間で大半の撮影をおこないました。 *普段はこんな感じ↓
VARIO 12-35mmでは35mm換算で24-70mm。 大三元で最も定番な焦点距離で撮影することが可能。 広角域も望遠域もマウントアダプターを使用した撮影よりも使いやすい。 「もう少し寄りたいなぁ…」と思ったことが何度あったことか… しかし、用途によって変わってくるのもまた事実。 私は以下の基準を元にGH5を持って行くことに決めました。 ①三脚を使わない ②グレーディングに適した素材 ③写真ではなく映像優先 もしもこの3つが ①小さな三脚を持って行く ②夜間の撮影・星空を撮りたい ③写真寄りだけど映像も撮るかも などであれば、私はSONYのα7s2やα7iiiを持って行ってました。 用途によってレンズや本体は変わってきますが、登山にはミラーレスカメラと純正の軽量なレンズをオススメします。 そうでなければ撮影すること自体もストレスに変わってきます。 せっかく自分の感性を研ぎ澄ますことができる最大のチャンスを逃すことに繋がってしまうのはもったいないと思うのです。 まとめ
いかがでしたでしょうか? 次回は富士登山総まとめ!
動画もあるよ!
Komentar